人間としての人生の反省会①

昨年末、某所にて津田真一仏教学と輪廻思想についての評論同人誌を頒布した。
ニアヒューマン強化再生 - (ΦωΦ)増益所 - BOOTH
本作の作成の狙いとして、Boothの紹介文には次のように書いてある。

後期密教の研究で知られる仏教学者・津田真一博士を語る同人誌の三作目(最終巻) これだけで楽しむことができます
津田仏教学の応用編として、『環境論科研』(1998-2001) が提起した議論の現在地から見る「開放系の仏教学」30年の意義、輪廻思想の現代的拡張、などの問題を徹底考察します

その制作を終えての反省と今後の身の処し方?について、2/12までに整理すること(できなかったら自殺する)としていた。
残念ながら、良くまとめられたとは言い難いが、数回に分けて記録していく。

本作を作成するにあたっては、4年半ぶりの新作、そして津田真一と輪廻思想に因われた自分の半生の結論・総決算にあたる最終巻ということで、可能な限りの気負いと誇大妄想的な意義を設定して、その圧力と常にともにありながら工程を進めていった。
そしてその帰結として、数々の齟齬と怠惰と苦痛とに絶え間なく直面し続けることとなった。
そのような難儀を予期した私は、きわめて早い段階で次のような設定を自らに信じ込ませ、壁打ち用のSNSで公言もしていた。

・本作を書き上げ2023/12/31に頒布するまでの間、宇宙に死を禁じられている
・生存保証により、意図的なサボタージュがない限り制作が未達に終わることはない
・制作を完遂し、2024/1/1を迎えて以降は運命を解放され、自分の心のままに死または余生を行うことができる